Aikoさん、ご質問ありがとうございます。
早産児さんのお問い合わせがあったとのこと、初めての経験なので緊張しますね。
“他に何を確認すべきか”
・まずはどういった理由で早産なったのか
(切迫早産からの早産と、ベビーに何らかの疾患などがあり人工的に早産させて治療の必要があった、とかでは以降の経過が全く異なります)
・その後の入院中の経過はどうだったか
・退院後の生活で何か注意されていることはないか
・そもそも、ママはどういった撮影をご希望か
というような部分はしっかり確認する必要があるかと思います。
お聞きするのが失礼なのかな、とご不安を感じられるかもしれませんが
「ベビーにとって安全に、またご家族さまにも安心していただいた上で、私も十分な準備をして撮影をお受けするために、ご協力をお願いいたします」
など最初にお声がけをしてから、お話しうかがうといいかもしれませんね。
“どの条件で撮影は可能か”
“どんなポーズが可能か”
※条件というのがどういう意味かがわからず、見当違いな回答だったらごめんなさい。
・助産師レッスンも拝見していただいているとのことなので、ご存知のところもおありかと思いますが、早産児さんは無呼吸発作が起こりやすいお子さんがいらっしゃったり、また比較的低体温になりやすいです。
いつも以上に環境設定や、ベビーの観察が必要になりますね。
・どんなポーズが可能かについては、そのベビーちゃんにもよりますがベビーの体重に比べて
胎外生活が長くなっていらっしゃるので、比較的身体が硬い(正確には硬いというよりは発達してきているだけなのですが)印象を持たれると思います。
要は普段撮影されるベビーと同じ見た目だけど、発達としては2ヶ月児に近い部分もあるというところです。
ですので、体の硬さ以外にもベビーによっては
○眠りの導入が難しい
○眠る時間が短い
○眠りが浅い
などがあるかもしれません。
そういった早産児のニューボーンフォトの特徴を事前にご家族さまにお伝えすることで
フレキシブルな撮影プランにされておく方がご家族さまにとっても、またフォトグラファーさんにとっても安心かと思います。
(絶対こんなものが撮れる、早産児ちゃんには絶対に無理、というお話は双方にとってトラブルになりかねないかなと・・・)
長いベビーの入院生活で、ご家族さんも不安の多い期間だったかと想像できます。
ましてや、このコロナ禍でしたのできっと面会制限も普段より厳しかったのではないかと。
まだまだママも、そして特にパパは ベビーに不慣れなことが予想されます。
撮影を通して、出産を乗り越えられたベビーやママへの祝福の気持ちが伝えられ、今後の家族での育児への活力になるといいですね!
今回お答えした内容はJNSAのレッスン動画の中でもより詳しくお話ししています。
もしよろしければ、ぜひそちらへのご入会も前向きにご検討くださいね!
https://www.newbornsafety.jp
またいつでもご質問お待ちしております。