「想い出深い撮影」

こんにちは。
ニューボーンフォトカレッジスタッフの瀬川と申します。

当ニューボーンフォトカレッジは、ニューボーンフォトグラファーを目指す方向けのオンラインカレッジです。2021年1月に開講されたアドバンスコースでは、日本のみならず、世界中の権威あるTOPフォトグラファーより学んで頂くことができます。また4月に開講したビギナーコースでは、ニューボーンフォトの撮影に必要なポージング、レタッチ、赤ちゃんと産前産後のママのことはもちろん、開業するに当たって必要なビジネスについてなど、あらゆる知識について、学んで頂けます。

突然ですが、皆さんはニューボンフォトをどのような撮影とお考えですか・・・?



ママやご家族にとって、大切な想い出となる幸せなその時間を共有し、また、産まれたばかりのその神秘的で独特な可愛さを写真で残す。どちらかというと「ご提供させて頂く」という感覚でしょうか・・・。

以前、ニューボーンの撮影にお越しくださったご家族ですが、このご家族には医療的ケアが必要なお姉ちゃんがいらっしゃいました。撮影にいらした日はあいにくの雨で、お車からスタジオ内へのバギーでの移動も一苦労。医療機器や酸素ボンベももちろん必要です。それは特別なことではなく、このご家族にとっては毎日のこと。体調が思わしくない時には、発作を起こされることも珍しくないそうで、毎日のケアは想像以上に大変だと思います。この日はお姉ちゃんも可愛いネイビーのワンピースをお召しになられ、幸い体調が良さそうとのことで、パパに抱っこをしてもらい、ファミリーフォトを撮ることができました!

カメラの小さな画面ではなく、パソコンの大きなモニターで改めて写真を見た時、日々の大変なケアなど、微塵も感じない程のご家族の幸せそうな笑顔に、私もとても幸せな気持ちになりました。そして「ご提供させて頂く撮影」から「幸せを頂いた想い出深い撮影」となりました。

医療ケア児さんがいらっしゃるご家族の日常は「スタジオに足を運ぶ」ということさえも、とてもハードルが高いことなのかも知れません。今は出張フォトグラファーさんもたくさんいらっしゃるので、ご自宅でも、またこうしてスタジオでの撮影というイベントを、もっと気軽に楽しんで頂けたらうれしいな、と思いました。


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