こんにちは。ニューボーンフォトカレッジ &フフベビーフォト代表の中賀です。
今回はアドバンスコースの中で、5/10にリリースされる「出張撮影のすべて」というタイトルで、私共、中賀夫婦が手がけるフフベビーフォトのニューボーンフォトにおける出張撮影のすべてをご覧になっていただこうと思います。
おはようございます。から、ありがとうございました。までをご覧になっていただくので、どう編集をおこなっても2時間を超える超大作となってしまいました。(注:残念ながら全米は泣いていません。)
ちょっとここで私の自己紹介。
@fufubabyphoto 代表 中賀 洋一
フフベビーフォトのメインカメラマンであり一児(女の子)のパパ
広告代理店でWEBデザイナー&ディレクターとして経験を積み、美人時計に誘われ入社。
日本全国を駆け巡り、美人時計を始めとしたキッズなどの撮影イベントに携わる。
その後、ジュニア時計を運営する広告代理店で営業部長 兼 執行役員を経る。
このようなイベントの写真サービスに携わる中で、写真(思い出)は人を幸せにするという確信のもと、自身の子を授かったことを機にニューボーンフォト出張撮影を立ち上げる。
実は、私たち夫婦は娘を授かる努力が必要でした。いわゆる不妊治療です。
赤ちゃんは自然と授かるものだと思っていた私は晴天の霹靂でした。
特に妻の治療はとても大変なものでした。
そしてやっとやっと授かった我が子。
「まだ生まれていないけれど、この子が生まれてくる思い出をどうにか残したい。」
そういう想いを持つようになりました。
その時、調べて調べてたどり着いたのが、「海外のニューボーンフォト」だったのです。
Posed Newborn Photo、Pinterestで見たニューボーンフォトはそう呼ばれていました。
雷に打たれたような感覚。第一声は「なんじゃこれ!?」です。笑
チャンスは今じゃないのか?
ニューボーンフォトを知ったのは5年前。
まだそれほどニューボーンフォトが知られていませんでした。
その時、私は広告代理店の営業部長で執行役員。
ですが、仕事中に夢中で「日本のニューボーンフォトのマーケット」を調べ倒していました。笑
海外ではとてもポピュラーな撮影であること。
「タイムマシンビジネス」という言葉をご存知でしょうか?
あまり耳慣れませんね。
海外、特にNew Yorkで流行ったものは、日本で10年後に必ず流行る。というものです。
マーケットを調べていく中で、まったくと言っていいほど撮影しているフォトグラファーはおろか、スタジオはほぼなかったんです。
ここで「即今只今」
仏教語で即今只今という言葉は、「自分を変えるには今を変えなければ未来は変わらない。」という意味です。
仕事が終わり、家に帰るとそのまま私は妻に対し「ニューボーンフォトのサービス」を立ち上げる!と言いました。
妻は、二つ返事で「いいんちゃう。」でした。
早かった。。。もうちょっと悩んでもいいんちゃう?
でも、その瞬間、背中を押された私はすぐに事業計画を練り、日本政策金融公庫へ融資の申し込みを行い、その融資の承認がおりたと同時に、勤務先へ辞職する旨を伝えました。
もちろん止められましたよ?うん、たぶん。
ニューボーンフォトを知り、開業するまでの期間、おおよそ2ヶ月。
実質的に会社の舵を任されていた人間が、たった2ヶ月で退職です。
でも、ここで決断していなければ「ニューボーンフォトグラファー 中賀洋一」は存在しなかったかもしれません。
急いだ理由は、娘の誕生まであまり時間がなかったこともひとつの要因です。
生まれました。そしてモデル探しは大変。
あーかわいい。これは私が撮った写真ではありません。
初めて撮った「ニューボーンフォト」は娘です。
娘の誕生があり開業を急いだ理由。
新生児のモデル探しは大変だ!ということでした。
開業するにあたって、HPは必須条件。
見本の写真がなくては、依頼もなにもありません。
娘の生まれてすぐの仕事は、当店のモデルです。
なんと2日間に渡って、かなりの数のセットを撮らせてもらいました。
フフベビーの最初は予約があったらカメラマンを連れて行き撮ってもらうビジネスモデルだった。
当初、私は営業マン出身で、フォトグラファーではなかったんです。
ですが、広告代理店出身という経歴上、カメラマンの知り合いは多かったのです。
自分で撮るのではなく、フォトグラファーに仕事をオファーするという立場で成功しようとしていました。
最初に借りたお金で、車を買い、撮影セットやパソコン、カメラを買いました。
もちろん運営資金も兼ねています。
HPも準備が必要です。
どこで撮影用の小物を買うのかも、どんなものを使ったらいいのかもわかりませんでした。
いま思えば、すごく無駄なお金を散財してましたね。笑
過去に戻れるなら、もっと調べろ!と自分に言ってやりたいです。
開業後にすぐにしたこと。
開業することを生まれる前に決めていたので、出産は自宅からほどなく近い、ママたちが選ぶ有名な産婦人科を選びました。
それはなぜか?娘の出産のとき、院長先生に会えるから。
出産直前の妻の検診について行き、院長先生に会ったタイミングで、チラシとポスターを置かせてほしい!とお願いに行ったのです。答えはもちろんYES。
出産したあと、チラシとパンフレット・ポスターを持って行き、産婦人科に入り込みました。
よっしゃ!
と思ったけれど、チラシでくるお客さまは月に2組程度。
予想はしていましたが、なかなか思うように集客はできませんね。
もちろん、その間に集客におけるあらゆる準備を整えました。
検索で「ニューボーンフォト大阪」のキーワードで1位を目指すこと。
Instagramでフォロワーを増やし、広告をスタートしたこと。
そして、写真のクオリティーを上げること・・・・
開業から半年、テレビの取材を受ける。
細いな。今よりかなり。。。ダイエット頑張ります。
ここを皮切りに、フフベビーフォトが大きく動き始めました。
毎月30件を超える撮影。
でもこの時、撮影しているのは私ではありません。
衝撃を受けたあの「ニューボーンフォト」が撮れない・・・
新生児の写真でしょ?生後2週間の写真でしょ?
なんであの写真と同じようにならないの?
疑問でした。プロフォトグラファーに任せていれば、「ニューボーンフォト」撮れると思っていたんです。
なんで?なんで撮れないの?
カメラマンに問うても、その理由はわかりません。
イライラしました。自分のスキルの無さに。
わからないから、手が打てない。
そりゃそうだ。ニューボーンフォトって特殊なんだもの。
ようやくわかった。ニューボーンフォトって、学ばなきゃいけないものなんだ。
ここでようやくバカな私が気づきます。
自分が知らんとあかんやん。。。
開業から半年、私、やっとカメラを持ちました。(おっそ)
初めて受けた、ワークショップ
大きな声で言いたい。半年以上、何してたん自分。
目から鱗が落ちまくった、本当のニューボーンフォト。
こんな風になってたんやね。
もともと凝り性な性格の私。
どんどんのめり込みます。
「カメラめっちゃ楽しいやん!」「ニューボーンフォト奥が深いやん!」
はい。デビューです。
おかげさまで、撮影件数は多かったので経験を積めた。
カメラマンデビューした私はカメラのことは独学で本やYOUTUBEで学び、ニューボーンフォトは最初に受けたワークショップをもとに、ようやく動き出したのです。
そしてそこからまた半年。
coco b. sweet マギ氏の存在を知りました。
すぐにワークショップを申し込み受講。
わくわくさんでした。まるで魔法のようなポージング技術。レタッチ技術。そしてスタイリング。
夢のような2日間が過ぎ、とにかく撮影がしたくてしたくてたまりません。
明らかに自分の技術が上がっていることを自覚しました。
本当に遠回りをしていたんだな。
そう思いましたが、でも私の最速での成長だったのかもしれません。
現在は、みなさんが受講されているように、ニューボーンフォト自体の認知も上がり、学ぶことができる環境が整ってきています。その分、ニューボーンフォトが上手な方が、どんどん増えてきてくれています。
ニューボーンフォトを知ってから5年。そして気がつけば、皆さんが学ぶ場を提供できている側にいます。
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