現役助産師ゆりの「ママに意識して伝えてほしいこと」

カレッジの皆様、こんにちは。

先日のメルマガでも配信しました、助産師ゆりののコラムをお届けいたします。

助産師ゆりのさん

私は普段、新生児訪問といって 産後のママとベビーのご様子をうかがいに、お家に訪問するという仕事もしています。 その時に、意識して言葉で伝えていることがあります。 

それはママに関心があるということです。

 「眠れていますか?」とたずねると「昼間は15分くらいで起きます…」と、質問の主語は必ずベビーにあると思ってくださっているママ達。それだけ、毎日いつでも自分のことは後回しにしてベビーのことを知ろうと、考えて、観察して、試行錯誤されていることがよくわかります。食事やトイレ、睡眠も思うようにとれないのが当たり前だと思っているママ達がほとんどです。

そんな風に、自分への関心が疎かになっているママ達に、ベビーのことばかりをお話すると、ますます自分のことは後回しになったり、ベビーのお世話をしていることしか自分の価値はないように考えてしまうことがあります (産後のホルモンも相まって気持ちがネガティブになりやすいのでね) 。

ですので、私は… 

・妊娠中にどんな気持ちだったか 
・どんな風にベビーと出産を乗り越えたか 
・産後、どんなことが楽しいか

をたずねてみたり、「こんなにベビーがかわいいのは、毎日毎日ママが手と目をかけてくれてるからですね」、「ママはとってもベビーの気持ちに気付いていらっしゃいますね!」 とできていることや頑張っていらっしゃることをお伝えして、ママの気持ちを少しでも満たせたらいいなぁと意識して言葉で伝えています。 

そして…男性、特に日本の男性は気持ちを言葉にするのが苦手な方が多いです。 コロナ禍で立会い出産や面会ができずタイミングを逃してしまっているかもしれません。「パパ、こんなにかわいいベビーを生んでくれたママに、心を込めたハグとありがとうの言葉をお願いします?」 と家族写真撮影の時にお声がけしてみてください! 喜ぶママや照れたパパの表情がステキに残せますよ! 

そして、そのお写真はママのこれからの育児への活力に必ずなるはずです(^^) 

ぜひ、ママへの関心を意識して伝えること

 試してみてくださいね。

助産師山口百合乃の紹介

未経験でもニューボーンフォトグラファーとして活躍できる未来を。

随時ご入会、受付中!詳細はリンクのHPよりご覧ください。

https://newbornphoto.co.jp/2021curriculum/


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